蟲唄少女メモ。

天鳴・遊司（あまなき・ゆうじ）
白燐蟲使い×フリッカースペードｏｒファンガス共生者
称号【凍て蝶の歌屑/いてちょうのうたくず】

■誕生日
１１月１７日生まれ。誕生花はネリネ、花言葉は「箱入り娘　幸せな思い出　繊細でしなやか　また会う日を楽しみに　忍耐」
（誕生花は３６５日版や３６６日版などあるので適当）

■性格
歌うことと虫が大好きのおっとりちゃん。
休み時間にクラス内で特に何もなく席でぼんやりしているような、２、３人の友達とおしゃべりしているような子。
受身体質で寂しがり。来る者拒まず去る者追わずなのに、行ってしまうのはどうしても寂しい。
相手が自分に好意を持ってくれてると感じれば、無条件に友達だと考えてる。
あまり争いごとは好きじゃない子、すきな人達とただ仲良くしていたい。
結構我慢強い。必要じゃない限り意見はあまり言わないタイプ。
たまに自分のすきな歌と虫を使って戦っていることが嫌になるが、深く考えてる訳じゃないので割とすぐどうでもよくなる。

■生い立ち
天涯孤独の能力者だった母と、貿易会社の御曹司である父の間に出来た一人っ子。
表向きは貿易会社だが、裏では能力者への手引きを行っていた会社の為、その関係で知り合った二人。
遊司が生まれても戦い続けた結果、母は戦闘中に命を落とす。
その後父は仕事に打ち込むようになり忙しさもあって、現役を退いて隠居暮らしの祖父母の元に彼女を預ける。

■きっかけ
祖母が交通事故で他界、火葬した際に灰から現れた白い光の蝶が自分の体内に入っていった。
そのことを祖父に話すと、銀誓館に入学するよう祖父が病気で亡くなる寸前まで言われる。
祖父を火葬した際も、やはり白い光の蝶が体内に入ったことを受け、父を説得、受験合格し一般生徒として入学。
そこで初めて、本当の銀誓館と自分の能力のこと、母親の行っていたことと本当の会社の姿を知らされる。
「君の力が人を救える。そしてゴーストを倒すのは、彼らを救うことにも繋がる」
そう言われ、能力者としての本当の入学を決意。

■関係
学園生活での感情は、下級生は基本的に「かわいい」、同級生や上級生は「好意」、場合によっては「かっこいい」や「面白い」。
一定期間話していたり、相手から「信頼」等の感情を抱かれた場合「仲良し」（彼女の思う「信頼」や「好き」をひっくるめた上で）

家族関係では、可愛がってくれた祖父母のことが大好き。あまり一緒に居なかった為父親のことが苦手。
けれど愛してもらっていて、大事にしてもらっていることは分かっているつもり。
母親の思い出はほとんどないけど、優しい人だったと祖父母に言われきっとそうなんだろうと思ってる。

父は元々妻である母がゴーストと戦うことを嫌がっており、遊司にもそれを強制させたような形にした実父である祖父のことを憎んでさえいる。
分かっていても、いまだに戦線に立つ彼女を引き止めたがってる。

■その他
百万石の金沢出身。住居は父親が与えてくれたアパートの一室。ほんとは昔、祖父母と住んでた家に居たい。
銀誓館には暇を見てはちまちまと通っている様子、大学生活もそれなりに落ち着いたらしく。
身長が伸びるのをなんか今でも諦めてない。

楽譜は読めないけど歌うのとピアノを弾くのは好き。
今は大学に通いながら知り合いのレストランで歌謡曲や古い歌を歌うバイト中。楽譜も頑張って読めるように覚え始めた。
結構趣味が広範囲で、ロックも楽しそうに聴き込んでいる。
虫がアホかというくらいに大好き。ゴキブリ君も余裕で素手で触れる。だからといって部屋が汚いわけではない。
小さい時に行った動物園がトラウマで白熊が怖い。

僕という口調は、仕事に打ち込み続けろくに親らしいことを父に出来なかったという祖父の言葉を聞いて、それ以来父の代わりになろうとした名残。
結果的に小学生の時、代わりにならなくていいことに気づくが、「僕」がしっくり来る為今でもこのまま。

声冴ゆる：空気が冷たく声がよく通ること。
凍て蝶：冬まで生きながらえた蝶。
歌屑：平安時代で歌人が失敗した和歌のこと